あなた自身がスパイとなって敵のアジトに潜入し、ミッションをコンプリートする体験型ゲーム・イベント。
身を潜めるスリル、敵に撃たれる恐怖、迫るタイムリミット……。
新しい「リアル」が今始動する。
あなたは、ある場所に潜入しなくてはならない。
しかし今回のミッションでは武器を携帯することが許されなかった。
あなたはやむをえず、敵からひたすら身を隠しながら、警備の厳重なその場所を奥へ奥へ進んでいく。
何人もの警備員が銃を構え、規則的に移動し、目を光らせている。
あなたの手にそっと汗が滲む。とてつもない緊張感があなたを包む。
気づかれてしまったらすべてがおしまい。
しかし残された時間はもう後わずかーー。
攻略の手がかりもつかめず、もうだめかもしれないと諦めかけたときあなたは気づく。
ここには、敵の目を欺くためのさまざまな道具があり、敵の動きには一定の規則があり、自分たちが得ている情報を基にすれば、
なんとか今目の前の状況をクリアできることに。
この場所には、すでにミッションコンプリートするためのすべての情報が用意されているのだ。
そう、この場所には、自分の姿を隠すことのできるダンボールの箱すらあるのだ!
一見、潜入不可能に見えるこの場所をあなたは、知恵と観察力と行動力と推理力とヒラメキで攻略しなくてはならない。
あなたは聴く。
敵の刻む足音を、扉の向こうから漏れ聞こえる息遣いを、そして自分の胸から鳴る押さえられない興奮から発する心臓の音を。
さあ、もう覚悟しなくてはならない。
新しい扉は開かれてしまった。
あなたは進まなくてはならないのだ。
この新しいスリルと興奮に向かって。
あなたはもうすぐ知るだろう。
「潜入」することは、「脱出」することよりもずっと難しいことに。
そして、ずっとエキサイティングであることに。
どうかご無事で。
あなたの潜入は、きっと世界を巻き込む興奮を生み出すだろう。
一番奥までたどり着いたら、このミッションがどれほど特別だったかわかる。
どうかたどり着いてください。
たとえそれが、どれほど困難な道のりであろうと。
SCRAP代表 加藤隆生